2010年10月19日火曜日

RS Baseball club〜助っ人来襲の巻〜

こんばんは。桐月です。
来たる10月17日(Sun)。兵庫県川西市で行われる試合に帯同してきました。
今回は牛島先生引率のもと、学生は私桐月と、トレーナーコースのふ・・・

※プライバシー保護のためF尾君と表記します。

F尾君が一緒に行く予定でしたが、諸事情のため牛島先生と桐月の二人でいくことになりました。


そしてJR川西駅で突然助っ人がくることを知らされました!
予想より早く着いてしまい、待つこと45分・・・(!)


滋賀県から1時間かけてこられた、牛島先生の後輩であるATCの資格をお持ちの谷川さんという方と出会いました。


活動内容ですが
今回の試合は2・3年生の試合で、ピッチャーのコンディショニング&トレーニングを、チューブや徒手抵抗を使って行いました。


肘を痛めている選手とキャッチボール(15Mで20球程度)も行いました。
たかがキャッチボールと思っていましたが、ケガをしている子にとっては15Mの距離を20球ほど投げることが精一杯で、しかも二日続けて投げることがその子にとってはとてもしんどかったようで、安易な考えで球を投げるという行為をさせてはいけないんだなということも学びました。

あとは、痛みを訴える選手に対して、MMTやROM検査など外傷の評価を行いました。

肘の痛みを訴える選手が多くて、やはり中学生くらいだと、硬球を使っていたら肘への負担が大きいのかなと思っていました。しかし実は肘に障害がくるのは肩の安定性がないからということがあるそうです!肩が安定せず、ぐらぐらするためリリースポイントが決まらない、それを肘から先でコントロールしようとするから肘に負担がかかってくるそうです。肘が痛いから肘だけをみるのではなく、肩はどうなんだ、体の開きは?など、全体をみることがとても大切だということを学びました。

そして今回の活動で感じたことが2つあります。

まず1つは谷川さんからお話して頂いたことですが、

肘が痛くて投げられない。という選手に対して、4週間のノースローという判断をした場合、こちら側からすればはやく治すためにはこうしなければいけないという考えと、おそらくみなさんもスポーツをしてきたことがあると思うのでわかると思いますが、自分が何もできない間に同じポジションの選手がうまくなっていく。試合にでる機会が増える。みんなに置いていかれる。といったような不安な気持ちを考えて、少しくらいは投げさせてあげたいな。4週間のノースローはきついよな。ホンマはあかんけどちょっとくらいなら・・・。という、選手に対する情のようなものの葛藤が起こると思います。おそらく・・・

そういう時にトレーナーという立場にいる者の心構えとして
選手や監督、または指導者に前者の考えをもって、はっきりと伝えることが大切だと教わりました。
後者の気持ちを優先してしまうと、その時は選手にとっても投げられないストレスから解放され、
とても気持ちいいことなのかもしれません。
しかし、それによってケガがひどくなったりするかもしれないし、治癒のスピードも遅くなることもあるかもしれません。最終的には選手にとって不利益にも繋がるかもしれません。
またトレーナーの立場としても、選手や指導者からの信頼を失いかねません。
こういうことを考え、前者の考え方をしっかりと自分の中に確立していくことが大切だと、僕は思いました。



もう1つは『人とのつながり』です。
世界は案外せまいようです。
牛島先生が
『人は6人つたえば世界中の人とつながれる』
とおっしゃるように、僕たちのまわりは知り合いでいっぱいのようです。
簡単にいうと、うかつな発言や行動はしない方がいい。ということです。笑
まあ、そんな冗談はさておき・・・
私事ですが、最近新しく人と出会う機会が増えました。
もしかしたら過去にももっと多くの人に出会う機会があったのかもしれません。
もしかしたら出会うということを安易に考えていたのかもしれません。
もしかしたらそもそも新しい出会いに気付いてなかったのかもしれません。


人と出会うということは自分の世界を広げるとともに自分を知る人が増えるということだと思います。
自分を知る人が増えるということはいつも自分の行動は誰かに見られている、ということで、自分の行動がみられているということは自分の行動に責任をもつことなんじゃないのかなと・・・。
つまりは
人と出会うということはその度に自分を振り返り、自分の行動によりいっそう責任をもつこと。
ということに『つながる』のではと思えてきました。
なんかとっても理屈っぽくて、哲学的な文章ですいません。


先生と生徒のつながり。
チームとトレーナーのつながり。
生徒が自分勝手なことをしてしまうと先生の顔に泥をぬることになる。
それによって先生とチームの関係も悪くなる。
そのうちチームとの『つながり』がなくなる。
どんなことからこういうことになるかわかりません。
だから『つながり』を忘れず、責任ある行動をしていこうと思います!



これも『つながり』です。
学科、学年、性別を越えた『つながり』です。
身内ネタですいません。笑




だらだらと自分の書きたいことをかいちゃいました。すいません。
最後まで読んで頂いた方、おつかれさまです。そして、ありがとうございました。



1 件のコメント:

  1. きりづき君、いろいろ考えることの多い週末になったようですね(笑)。

    チームと関わるようになって、まだ4回目の帯同でしたが、先方から活動に関していい評価をいただいています。

    ドンと構えているように見えるかもしれませんが、相手が中学生とはいっても、メジャーリーガー達と仕事をしていたときと同じか、場面によってはそれ以上に神経を使っていることもあります。

    本当にこの世界、誰がどこでつながっているか、全くわかりません、不惑を来年に迎える顧問でも時に地雷を踏んでしまうこともあります。身内や学校の先生はそれを指摘して治してくれますが、外の世界では、自分が地雷を踏んだことに気付かせてもらえないケースがほとんどです。

    少しずつですが一緒に前に進んでいきましょう。

    それにしても、宋君とたかぎさん、いい顔してますね。いい仲間に恵まれているMTIの諸君が羨ましいです。

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