2014年3月19日水曜日

シンスプリント・疲労骨折について

 こんにちは。

だんだんと気候も春に近づき、梅もちらほら花を付け、こちらも見頃が近づいているように感じます。新年度ももうすぐですね。

そんな今回のBlogは2月24日の活動報告をさせて頂きます。

 今回は、交野マラソンのコンディショニングサポートに向けてということでシンスプリント,疲労骨折について教えて頂きました。

そこまで長くない距離でも、何度も走っていれば足への負担は大きいですよね。日々の負担がシンスプリント,疲労骨折へ繋がるのですが、患者さんが治療に来た際、ただ単にシンスプリントとだと判断しても良いのでしょうか?何故シンスプリントになってしまったのか、ということを究明していかないといけません。

  今回は前脛骨筋にポイントを置いてみました。日々の負荷が軽微な損傷として積み重なるとこによって腫れ、骨間膜などを圧迫することがあります。その時は足背動脈を触れることができるか、末梢の循環障害が無いかなど、触診をきちんとすることが大切です。



  写真では見にくいかと思いますが、テーピングで筋肉の左右をひっぱり合うことによって前脛骨筋を上に持ち上げ、筋肉の逃げ場を作ることができます。
 疲労骨折については、痛む場所を直接触れず、介達痛を診ることによって疑いをかけることができます。


・脛骨と腓骨を左右から両手で圧迫することによって骨をしならせ介達させるsqueeze test
・膝の上から叩くものと、うつ伏せになり足を曲げ、かかとを叩くことにより振動を与え介達させるbump test


・膝を曲げないように押さえてもらい、痛む場所の下に腕を入れ、足首を押さえます。
その状態で手のひらを返すことによって骨がしなり、痛みが発生する。というfulcrum test
などを教わりました。


 交野マラソンに向けて練習している方がたくさん居られると思うので、今回の活動を含め、今後の活動を本番で生かせるよう頑張っていきたいと思います。

                                                                                     
 (スポーツトレーナーコース3年 河合)