2012年1月12日木曜日

2011 活動報告 その2

昨年の内容ですが活動報告させていただきます。

11月25日は肩のストレッチ

12月2日には肩の関節モビライゼーションを教わりました。


肩に大きな負担のかかるスポーツといえば、バレー、テニス、ラグビーなどたくさんありますが、やはり自分が野球をしていたからか、肩と言えば野球!!と強くイメージしてしまいます。(笑)


野球選手の肩の可動域が外旋が大きく、内旋が小さいというのは有名な話だと思います。
そこでよくある間違いが『投球動作には外旋の可動域が必要だから外旋のストレッチをする!!』ことだそうです。

理由としては

図の肢位でのストレッチは俗にいう
肩関節の脱臼肢位であります。






 
この位置でのストレッチを続けることで肩関節の前面の線維が傷つき、ケガをする原因を作ってしまう。

などがあげられます。


投げる動作の中でボールは指を離れる瞬間、100km/h~130km/hという車よりも速いスピードがでており、指先から肩にかけても同様にものすごい速さで動いているおり、さらにそのものすごい速さで動いている肩がほんの0.2秒後には動きが止まります。

そのものすごい速さで動いている肩関節の動きを止める役割をしている物のひとつが肩関節を外旋させる筋肉です。

それを繰り返す結果、外旋させる筋肉が硬縮し外旋の可動域が大きくなり内旋の可動域が小さくなります。
ゆえに本当にしなくてはならないのは外旋のストレッチではなく、内旋のストレッチで内旋の可動域を大きくすることです。
その内旋の可動域を大きくする方法として、肩のストレッチと肩の関節モビライゼーションを教わりました。

(このブログを読んでいただいてくれている方々には言うまでもない事かもしれませんが、教わった事を自分の言葉で説明させていただきました。)(ツッコミはコメント欄でお願いします・・・。)


教わったストレッチと関節モビライゼーションを行うことでメンバーの一人は内旋可動域が15~20°程大きくなりました。


本来ならこの場でその方法まで紹介したいところですが、文章で紹介し始めると、とんでもないことになりそうなので、今回は控えさせていただきます。
(なら前半部分いらねぇだろっていうツッコミはやめてください…。)


ただ、関節モビライゼーションは浅い知識、技術では逆に選手の身体を傷つけてしまうそうです。
今回教わったものも危険が少なく簡単に行える基本となるもでした。

関節モビライゼーションを行う前には専門の医療機関に行って検査してもらうか、熟練の感覚で行う検査法で最善の注意を払う必要があります。

まだまだ自分達では検査法の判断もうまくできないため、もっと多くの経験が必要です。
昨年度の活動で肩の検査法について教わりましたがもう一度学びたいと感じました。


以上で今回の活動報告とさせていただきます。